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最近、自分のなかの「波」を感じていますか?|chama先生インタビュー【前編】

僕たちがヨガで目指すのは「達成」より「幸福」

chama先生インタビュー【前編】:最近、自分のなかの「波」を感じていますか?
 
 
あたたかな笑顔と優しいまなざしが印象的なchama先生。男性限定のヨガ企画を10年前からスタートするなど、メンズヨガについてもパイオニアの一人です。

世の男性たちにもっと日常的に「自分の内側から、なんかいい感じ」を実感してほしい。それには、ヨガがいいよ!という、メンズ愛にあふれた(?)お話をうかがいました。

僕たちメンズは、心身の「波」を感じにくい。

――男性にこそ、ヨガがおすすめな理由はありますか?

これは男性がスタジオに来にくい理由とも重なるんですけど、とにかく忙しくて自分の時間をとれない人が多いですよね。女性もそうだけど男性は特に。でもそういう人こそ、ヨガをしたらいいと思う。

忙しくて常にストレスにもさらされていて、そうすると自分が見えなくなってきますよね。男性は特に、もともと自分の内側に目を向けにくいと思うんですよ。女性の月経みたいな日常的な身体の変化って、男性はあまりないでしょう。そういう影響があまりないぶん、意識も向きにくい。男性のストレスや不安って、外側から生まれている率が高いと思うんです。まわりを気にする傾向も強い。ヨガのクラスでも、難しいポーズをとれた瞬間、嬉しそうに周りをチラっと見るメンズ、結構いるでしょう(笑)

――わかります(笑)。

自分の中の「波」を感じづらいから、ヨガをして最後にふっと落ち着く瞬間、その感じのインパクトも大きいようです。それがヨガにハマるポイントになる男性も多い。動いて動いて「上がる」波はヨガ以外でも感じられるけど、落ち着くほうの波を男性は感じにくいんでしょうね。だからこそ、ヨガをやったらいいと思う。
 

メンズのクラスは、軍隊みたい!?

――これまでの男性限定クラスは、どんな雰囲気でしたか?

数年前に代々木公園で60~70人規模のメンズヨガのイベントをやったんですが、その時は、だんだん軍隊みたいになっていった。「次はこれだぁ!」「おぉーっす!」みたいな(笑)。メンズは、こちらのガイド通りきっちりやるんですよね。真剣に聞いて、真剣にやる。それが楽しさにもつながっていると感じました。自分にも他人にも、「負けたくない」という気持ちが外に出やすいんでしょうね。楽しかったですよ。
 

大事なのは「できなくていいじゃない」の気持ち

――メンズヨガならではのクラスの構成、特徴はありますか?

筋肉の働きや骨格など理論の面を、きちんと説明するようにしています。メンズは理論が安心感につながる傾向があるのかな。女性のほうが、感覚で楽しめるような気がしますね。

それと、「できなくていいじゃない」という気持ちを大事にしています。男性はやはり身体が硬い傾向があるので、頑張ってポーズをとろうとしがちですが、その”ポーズの達成”が目指すところじゃないよね、できなくたっていいじゃん、という気持ちです。

一方で、大胆なチャレンジも取り入れています。とうていできないかもしれないけれど、飛躍する喜びのようなものも、男性には向いていると思うので。
 
>>Chama先生インタビュー【後編】:「いい感じ!」に気づく、ツールとしてのヨガ